« あつみ温泉 | トップページ | いよいよ粟島に »

2009年4月12日 (日)

国政に翻弄される町

この町を通る羽越線は昭和40年に電化複線化工事が始まったが、時を合わすかのように国鉄の財政は年々悪化していったが、取りあえず昭和47年10月に電化工事は完成した。しかし、地形上の理由から現行の線路にもう1線横に引く事は困難で、現行の場所とは異なる位置に新たに線路敷設が必要となった。そのため複線化工事は多大な資金が必要で、民営化された今も予算がつかないようで、一部完成させながら放置されている様子が車窓から随所に見えた。

そして、もう一つ地方が求めているのが高速道路。こちらも新潟県を目指して、鶴岡側から工事が始まったが、ここ温海町までほぼ着工された段階で、時の総理大臣の一言で政策転換され、高速道路建設は一時凍結される事に。

なんとも、政策に振り廻されている地方の縮図を、間際に垣間見る事が出来た。

Photo 日本海沿岸自動車道

正面に見えているのが、新潟方面に向かう天魄山(てんぱくやま)トンネルで平成15年に貫通済み。一方写真に写っていないが、鶴岡側に延びる方向には温海トンネルが現在掘られており、こちらの本坑貫通は2年後の予定。

そして、この場所にインターが作れそうだが、インターは約1kmの天魄山トンネルのぬけた先に建設され、高速と平行するようにもう1本の県道が掘られて、それを利用して町に戻ってくる。なんとも建設費ムダと完成後の通行車両の時間のロスを感じる。

Photo_2 羽越線

温海駅に立ち新潟方向を望むと、新幹線が通るような立派な大きな複線トンネルが口をあけていた。当然線路はトンネルに向かうよう思えたが、線路を目で追うと、そのトンネルを避けるかのように海岸線方向に向かってカーブを切っている。

この海岸線の線路はなにも無ければ良いのだが、幾度となく自然災害に襲われいる区間だけに改善が必要だと思うのだが・・・。

|

« あつみ温泉 | トップページ | いよいよ粟島に »

旅行貯金の日々」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« あつみ温泉 | トップページ | いよいよ粟島に »