答志島の桃取郵便局を後にして、島の反対側に位置する鳥羽答志郵便局に。この島内移動は、コース設定で悩まされた場所だ。桃取から本土の佐田浜に戻り、別の船で答志集落に渡る方法も有ったが、少しでも島の滞在時間を多めに取りたいという思いから、この区間約6km歩く事にした。
桃取局から15分程度は、なだらかな道が続き、海に浮ぶ牡蠣いかだを眺めながら、のんびり気分で歩いていた。だが、集落が終ると道の先には急な上り道が待っていた。しかし、この坂道生半可なものではなく山道に近かった。そして、普段歩いていないメタボな私は登りだして3分で顎をだした。途方にくれながら歩いていると、後ろからクラクションが・・。そして、その車は、くたばりかけた私の横に止まり、「どこまで行くんですか。乗って行きませんか?」と、助手席から声を掛けてくれた。ありがたい。感謝。一も二も無く、その軽自動車のワンボックスに乗り込む。車内には若い女性がふたり(姉妹だろうか)。助手席の女性は生まれて間もない幼子を抱いていた。
後部シートに座り、感謝を伝え、山道を下った先の和具集落までの乗せていただけるようお願いすると、早速質問の嵐。どこから来たんですか?。この島には何をしに来たんですか?。どうしてこの島に来ようと思ったんですか?と不思議がられた。当然だろう。東京から来た40歳過ぎの男が一人小雨に濡れながら歩いているのだから。私自身、この趣味をしていなかったら、まず、この島を訪ねる事は無かったと思う。しかし返事に困った。
和具集落の船乗り場近くで降ろしてもらった。降りてすぐ、「ここは初めてだが、どっかで見た事ある景色」と思った。そして暫く歩き、「そうだ、ここ、NHKの鶴瓶の家族に乾杯で、以前取り上げた集落だ」と気がついた。そして、先ほど車中で聞かれた時、その番組を見て興味を持ったから来たんだと答えれば良かったと思った。(余談だが、3日後の紅白で、鶴瓶はこの島の事を触れていた)
肝心な郵便局は、和具から答志に向かう途中、神社の先、答志集落の入り口に有った。
郵便局にたどり着いたのが、10時30分頃で船の時間が13時。2時間以上あったが、答志集落を散策したり、ゆっくりビールを飲みながら昼食をとりながら、ゆったり流れる島時間を堪能した。
鳥羽答志郵便局
朝振りだしていなかった雨も、この局にたどり着いた頃には、本格的な雨模様に。
神祭
この集落では、旧暦の1月に神祭と呼ばれる三日間に渡る大きなお祭りが有る。その時、墨の矢がを巡って激しい争奪戦が繰り広げられ、見事手に入れた家では、家内安全を願い、その矢で書かれたのが、丸八の文字を玄関先に書く風習が有るそうだ。
答志集落にて、
船の時間までたっぷり時間が有った。そこで、当ても無く集落を散策すると、手の込んだ古い建物が随所に有り、眺めているだけでも楽しかった。
最近のコメント